やる気プレス福岡

福岡の住みやすさ

福岡は九州の経済的中心として九州内のエネルギーが集中しているパワフルで住みやすい都市です。

福岡では人々が明るく、祭りをはじめ、音楽・演劇などの要素が入ったものが好きです。そして、新しいものが好きで、チャレンジ精神も旺盛です。まあ、目移りが激しい副作用で粘り強さにはちょっと欠けるようですが。。。福岡には美人が多いと言われたり、芸能人を数多く輩出たり、ロボットなどの研究が盛んだったりという背景には、そういったことがあるのかもしれません。

それで、人々がなぜ明るいのかということを考えてみると、九州人の文化やDNAに刻まれたものもあると思いますが下記のような暮らしやすさに起因している所もあるかもしれません。

物価が安いし都市と自然が調和している→暮らしやすい→周囲も含めて悩みが少ない→人々が明るい(ラテン的)

物価の安さは、歴史的に蓄積されてきた効率的な流通インフラ、アジアに近い地の利、九州全体の生産性の高さなどにあるのではないかと考えられます。

先日、吉本の福岡事務所のマイナーなお笑い芸人が博多華丸大吉に連れられて東京に上京して紹介されるという Gyao の番組の中で、ある福岡で食べ物や経営する芸人が、福岡のお店だと1日千円の売上げでやっていけると言ってました。 それはちょっと大袈裟だと思うのですが、ネタになるぐらい物価が安いということですね。


ただ、最近、福岡の価値がアップするにつれ、福岡市の天神や博多を中心に不動産価格も上昇し、それが更なる発展の足かせになり始めているような気がします。 但し、同じ福岡県でも、東の北九州市は、今のところ、かなり割安感があります。

福岡市で翻訳事業を行っていた翻訳会社ソリュテックは、北九州市門司区に不動産を購入し、翻訳製品の生産機能をそちらにシフトさせました。 基本的にインターネットで受注し、インターネットで納品するスタイルであるため、福岡市から北九州市にシフトしても受注量はほとんど変わらず、一方、フロアの賃貸料金を大幅に削減することに成功しています。

尚、北九州市は地図では福岡市からだいぶ離れているように見えますが、実は、交通が発達しているおかげで、福岡市と北九州市の間の移動時間は短く、移動コストもそれほどかかりません。 と、いうことで、どうしても福岡市のクライアントと直接会って打ち合わせをしなければならない場合などでも、それほどストレスにはなりません。

私は、企業にとってコストメリットの大きい北九州市は、今後、土地価格がアップしてコストメリットが小さくなってきた福岡市に比べて大きく発展すると考えています。 その結果、北九州市も福岡市に負けず劣らぬ繁栄を見せ、福岡県は、西に福岡市、東に北九州市という2枚看板構成になるでしょう。

特に、北九州市の中でも、翻訳会社ソリュテックが移転した門司港レトロ地区は大きな成長が見込まれます。 そこら辺については、翻訳会社ソリュテック福岡翻訳センター門司分室に色々記事があります。

福岡の効率的な流通インフラ
福岡は古くは港湾、新しくは国際空港、高速道路、新幹線などが著しく発達しており、結果、物流コストが安いということがあります。

アジアに近い地の利
アジアと低価格で流通が行えます。このことにより、アジアから低価格の物資を得ることが出来、かつ、アジアに高品質で高付加価値な製品を輸出するにも好都合ということで、国内メーカーがこぞって福岡に進出することで福岡は大いに賑わっています。

九州全体の生産性の高さ
九州にはほとんど雪も降りませんし、土地や自然のリソースが豊富な上、九州が好きな人が東京に流れることなく留まっているので、他の地方都市より人材のレベルも高いような気がします。また昨今の福岡の評価の高まりに伴って、一旦、東京一極集中で東京に流れた人が福岡に戻ってきたり、福岡以外から福岡めがけて人が流れて来るということが始まっているように感じます。

福岡の成長へ続く


著作権 本ページおよびウエッブサイトの著作権は翻訳会社から生まれたWEB制作隊「福岡α」およびそのライセンサにあります。
Copyright (c) 2005_Fukuoka Alfa and its licensors. All right reserved